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2020-05-21

Jazz覚え書き

ジャズピアノ講座

今回は、ジャズピアノをこんな感じで練習してみた、 というのをやってみようかと思います。

ピアノ歴は小中学校と、 ツェルニーとかソナタアルバムあたりまでの習い事でやってた程度

ジャズ、というか、なんかオシャレな和音とかつかってオシャレに弾いてみたいな、 なんていうフワっとした動機です。

ビート

クラシックとジャズでいろいろ違いはありますが、 一番大きな違いは、ビート、特に裏打ちと食いです。

まず手元にメトロノームを用意します。これ大事。 クラシックでもメトロノームは使いますが、 どちらかというとメロディーやハーモニーが重要視されますが、

ジャズの場合ドラムなどのリズム隊とやるのが基本なので、 リズムキープは最重要課題です。 一人だけで弾くときも、リズムキープ。

bpm60から70ぐらいで鳴らして、2・4拍にビートを取ります。 オフで「ウン」、オンで「パッ」と口に出しながらするとビートがとりやすいです。

食い、はアンティシペーションというらしいですが、拍子の頭よりちょっと先に弾き始めることです。 これがないと、なんともノッペリとした感じになっちゃいます。

コード

メロディくらいは楽譜みますが、ほかは基本コードです。 全キーのメジャー7,マイナー7、ドミナント7は 脊髄で抑えられないといけませんね。

どうやって覚え、練習するかですが、1-6-2-5の進行を順番に全キーでやっていくとよいです。

CM7-C#dim-Dm7-G7 FM7-F#dim-Gm7-C7 ....

2つめのコードはディミニッシュ使ってますが、A7(b9)の代理です。 ベースが半音ずつあがるのでやりやすいですのでが、 よく分からなかったら抜かしても構いません。

この進行に合わせて、メトロノームをうちながら、和音を弾いてきます。

基本形:CEGB - C#EGA# - DFAC - DFGB Aフォーム: EGBD - EGA#C# - FACE - FABE Bフォーム:BDEG - A#C#EG - CEFA - BEFA

ここで、ドミナントでのトライトーンをちゃんと意識すること。 ランダムでベース弾いて、対応するトライトーンだけを即座に弾く、という練習もよいです。

和音の他にもアルペジオを入れていくのもよいです。

ハノン

ハノン。習ってるときは、イヤイヤやらされてましたね。でもこれ、すごく役に立ちます。 指の練習だけでなく、スケール練習にもってこい。

1-8番を全キーでやるのが理想ですが、さすがに時間がかかるので、2キーで1-4番まで、などと 区切ってやるとか。これもメトロノーム鳴らしときます。

アドリブ

どうしてもいろいろ弾きたくなっちゃう、というか弾かなきゃ、、 という焦りで無理やり叩いてしまいがちですが、 むしろ弾かない、弾いてない間にいかにビートを感じるかのほうが重要。

最初は音数を制限して、1音から始めます。キーCならCだけ。 何の音を弾くかは考えなくていいため、どのビートで弾くか、だけ。

次に5度のGを加えます。 そして2度の D。この3つだけでかなり遊べるます。

あとは3度の Eと6度のAを加えれば、ペンタトニックになりますね。